補助器具をどの程度使うかは、判断に迷うところです。
私自身、福祉住環境コーディネーター2級の資格を所持しており、客観的な知識はあるのですが、自分のこととなると難しいものです。
どのような補助器具をどんな時に用意すると良いのかに関しては、介護用品らくらく検索というサイトを作っていますのでよろしければご覧ください。
さて、病院に言われているのは
■運動靴 かかとのないスリッパなどはだめ
■リーチャー
■シャワー椅子(術後の家庭での入浴時)
もちろん、杖も必要です。
今まで、歩行はできるだけ自分の力でと思って杖を使ってきませんでした。
もちろん持ってはいましたが。
杖に力を入れると、重心が偏るような気がしたのと、年齢的にまだちょっとと思っていたことが上げられます。
でも、夫が
転ばないように杖をつくことは恥ずかしいことじゃないんだから、使えば?
と言ってくれました。
なるほどと納得し、病院に杖をついて行ったのですが、驚きの発見がありました。
今まで、正しい知識での基本的な杖のつきかたしか頭になく、「杖に頼る歩行」しか考えてきませんでした。
でも、バランス用に軽くついて自己歩行の姿勢を維持するという歩き方。
1歩目杖を軽くつくと、2歩目~4歩目の歩行がまっすぐ杖なしで歩けます。
5歩目の右足でまた軽く杖をつくと、その後の踏み出しがスムーズでした。
思えば、いつも痛いのは歩き出しの時です。
そのスタートの1歩が軽くなると、2歩目3歩目がスムーズになるのは道理にかなっています。
杖に頼るのではなく、杖を利用する
バランスを崩さないように歩くことが、股関節への偏った体重のを防ぎ、歩行を楽にする
杖をつくと、いきなりおばあさんになった感覚だったけど、おばあさん歩きをしないためにも必要だったのがわかったわ
こういう使い方もあるんだ。。。目から鱗の体験でした。
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