私には91歳の母がいますが、私と同じように変形性股関節症を患っています。
左側だけなのですが、股関節痛がひどく、うまく歩行できません。
でも、高齢で、もはや手術はリスク以外の何物でもない。。。常識的にそう思い、痛さをこらえていました。
いくら認知症ではないといっても、全身麻酔ですし、手術後はしばらく自由が利きませんし、膝だって悪いので、寝たきりになってしまっては。。。
そのように思っていたはずなのに、何かが彼女を変えたようです。
死ぬまでのたった1年でも2年でもいいから、痛さを忘れて動きたい
のように言うのです。
「例えば91歳でも、もし事故に遭って緊急に足を手術しなければならなかったら、するでしょ?
条件は同じで手術ができないわけではないと思う」と、力説します。
定期健診で私と同じ整形外科に連れて行ったのですが、「股関節の手術をしたい」と、医者に申し出たのでした。
色々検査をして、手術ができるレベルなら、大丈夫ですよ
痛さの辛さは本人しかわからないものなので。。。
高齢の方も数多くやっていますから、大丈夫
反対されるどころか、早速検査をしてGOサインが出てしまいました。
腎臓の数値が少し低いだけで、あとは健常だったようです。
くしくも手術の日は、私の退院後1か月検診の日。
こうなったら、私も腹を決めるか
91歳で一人暮らしの母は、毎日の食事を自分で作り、掃除洗濯、お金の管理も自分です。
完全に自立しているので、股関節の痛さはきつかったのだろうと思います。
退院後、普通に歩いている私を見て、元気になることを夢見ているのを咎めることはできませんでした。
ただ、私とは違い、退院後すぐ歩けるとは思えません。
高齢ですから。。。
退院したらしばらくリハビリ専門病院に転院して、自力歩行がちゃんとできるようになったら帰宅することを条件に、手術に協力することにしました。
まったく、予想もしていなかったわ
3年前脊柱管狭窄症の手術をして、大丈夫だったので、
手術の痛みに耐える自信があるみたい。
3年前とは違うと思うのだけれど。。。
無事人工股関節置換手術が成功しますように。
寝たきりになってしまったり、認知症になったりしませんように。。。
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